2010年8月21日

大企業で外部から人を受け入れている組織ほどフリーライダーが育ちやすい

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フリーライダー あなたの隣のただのり社員 (講談社現代新書)という本は面白いです。 フリーライド(ただ乗り)という言葉はインパクトがありますが、実際の組織にもインパクトを与えています。 会社でのフリーライドとは本人は労働をせずに、回りに働かせたにもかかわらず自分にも報酬が手に入るという美味しい?環境を手に入れることです。

最も単純なフリーライドが「集団作業」です。 自分一人だけが手を抜いても分からないという状況で手を抜くという方法です。 大人数の綱引きの場合、一人だけ手を添えているだけでも勝ててしまう場合があります。 また、それで全員に賞がもらえた場合、てを添えていた人はフリーライダーと呼べます。

でも、私が考える最悪なフリーライダーは、外部から人を受け入れる組織で発生している物だと考えます。 大手企業では下請けの人材を技術交流と称して内部に受け入れます。その場合に以下の様な現象が発生します。

下請けの人材(ここではビジターとします)は受け入れ企業の中で働くことになりますが、その受け入れ社員(ここではリーダーとします)の言われるがまま仕事をします。 しかし、リーダーはビジターに仕事を丸投げするだけで実際にはリーダーシップは取りません。 そして、仕事が終わったらリーダーはあたかも仕事を行ったような振る舞いを示します。

また、ビジターは下手な文句を口にすると自分の身が危ないので、口出しが出来ません。 そのためリーダーのいいなりです。 このようにリーダーは美味しいところだけを握っておき、ビジターはどのような仕事でもこなしてしまいます。

このような文を書いていたら、フリーライダーが発生する会社はそれなりに大きい会社であるのかなと思いました。 また、フリーライダーという言葉が無い時代からこのような現象があったのではと思います。