2013年5月19日

[解放軍]YouTube Liveが一部のユーザに解放されました 実際に使って見ました


以前からYouTubeは『ハングアウトオンエア』という仕組みで生放送のシステムを公開していました。一方、本格的なライブ機能である『YouTube Live Streaming』は有名アーティストやプロモーションだけに公開されていました。

今回、チャンネル登録者1000人以上の一般ユーザにも『YouTube Live Streaming』が公開されました。 従来のハングアウトオンエアと何が違うのかを説明していきます。
YouTube Live Streamingはハングアウトオンエアと比べると、画質、音質ともに優れています。ハングアウトオンエアは『Skype』などの音声通話にあるような画質や音質の劣化があります。音は圧縮音声にある、「グジュグジュ」言うような感じがありました。 このため、決して満足する品質で音楽配信を行うことはできませんでした。画質も悪く480pの品質でした。


Live Streamingでは音質の劣化はほとんどなく、音楽配信にも十分使える品質です。画質も1080pと環境さえ整えばブルーレイ品質での配信が可能です。


ここまで聞くと、Live Streaming が使えれば、完全に乗り換えればよいのでは? と思われますが、欠点もあります。

欠点の一つは手軽ではないことです。 ハングアウトオンエアはライブを行いたいときに、ブラウザの操作だけでライブを始めることが出来ました。 前もって準備したりする必要はありませんでした。

一方、Live Streamingはライブの配信に配信用のソフトが必要です。また、YouTubeの設定でライブを行う設定をしておく必要があります。 準備が必要なので、手軽にライブを開始することはできません。

他にも、ハングアウトオンエアにあった、最大9人までのコラボレーション機能はありません。一人で送出するか、自前でコラボレーション機能を構築する必要があります。

Live Streamingは決して手軽ではありませんが、とにかく高画質、高音質で生放送を行いたい人には必須のツールだと考えます。

以下に『ハングアウトオンエア』と比較したポイントを書きます

  • 良:高画質、高音質
    1080p、128kbpsの高音質で配信ができます。(ハングは480p)
  • 良:URLを予約可能
    予め生放送を行うURLを予約出来ます。 このため、生放送の告知をTwitterなどのSNSやブログで行うことができます。(ハングは放送直前でURLが確定する)
  • 良:WireCastなどの軽く動作する送出プログラムが利用可能
    ブラウザベースのプログラムより快適に動作します。
  • 良:意図的に停止しない限りライブは続行する
    送出プログラムがネット切断されても、ライブは続行します。(ハングの場合は、ネットワーク遮断やPCの停止でライブ終了)
  • 良:『LiveShell』などの送出用アプライアンスを利用可能(ハングは利用不可)
  • 良:複数台のカメラからの送出が可能
  • 悪:遅延が大きい(ハングはほとんど遅延なし)
  • 悪:複数人でのコラボレーションライブが出来ない(ハングは標準で9人までコラボ可能)
  • 悪:WireCastなどの送出用プログラムが必須(ハングはブラウザでOK)
です。

YouTube Live Streamingの手順


以下の動画のような手順で行います。ハングアウトオンエアと比べると非常に煩雑です。




画質の良さの比較

同一条件で比較しました。違うのはハングアウトかLive Streamingの違いです。

Live Streamingでの画質 鮮明です

ハングアウトオンエアでの画質 少し甘いです Google+と透かし入り

Live Streamingでの画質 マイクの網がくっきりです

ハングアウトオンエアでの画質 マイクの網が潰れています

音質の違い

以下の2つの動画を比べてください。 ハングアウトのほうが音声に圧縮感があります。



Live Streaming


ハングアウトオンエア

まとめ

『YouTube Live Streaming』と『ハングアウトオンエア』は決して競合するものではありません。使い分ける必要があると考えます。 とにかく画質、音質を優先する場合はLive Streamingです。一方、視聴者のコメントにクイックにレスポンスしたいライブではハングアウトオンエアが向いています。



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